奨学金返済シミュレーション

給付型の奨学金を受ける事が1番良いですが、まだまだ採用人数が少ない現状のため、貸与型の奨学金を選択せざるを得ない場合もあります。貸与型は借金になりますので、借りる前に実際の返済総額はいくらなのか?返済期間はどのくらいになるのか?をシミュレーションして置き、必要な金額だけを借りるようにしましょう。

目次

 
  1. 奨学金の返済シミュレーション
  2. 【まとめ】家庭環境に合った奨学金の選び方

奨学金の返済シミュレーション

主要な貸与型奨学金を4年間借りた場合の返済シミュレーションです。

※当シミュレーションにより試算される毎月のご返済額等はあくまでも目安であり、実際にご利用いただく際は、お借入金額、ご返済期間、金利等の条件により、本試算結果とは異なる金額となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

奨学金返済シミュレーション

●主要な貸与型奨学金の概要
【A】第一種奨学金(日本学生支援機構)
第一種奨学金は無利子のため返済額が最も少ない奨学金になります。

【B】第二種奨学金(日本学生支援機構)
上表の比較では最も貸与利率が高い3.0%のシミュレーションです。(上限が3.0%であり、貸与金額等により実際の貸与利率は下がる場合が多い)上限の3.0%では、返済合計額が高額になります。
4年間、毎月8万円を借りると返済総額は516万円程になります。利息は132万円となり、利息だけで車の購入が出来る金額です。
貸与利率は高いですが、返済期間は【A】~【C】の中で、20年と最長です。

【C-1】国の教育ローン(日本政策金融公庫)
国の教育ローンは、審査期間が短い(日本学生支援機構より審査期間が短い)ため、時間がない場合は、国の教育ローンを使うという方法があります。ただし、貸与上限が350万円です。また、返済年数の上限が15年となり返済時の毎月の返済額は高くなる傾向があります。
※母子家庭は以下【C-2】の通り優遇制度があります。

【C-2】【母子家庭】国の教育ローン(日本政策金融公庫)
母子家庭は「返済利率」、「返済期間」が優遇されます。利息有りの教育資金の借り入れでは、この母子家庭向けの制度が最も利点があります。
※ただし、母子家庭向けには無利息の奨学金等がありますので、先にそちらの利用を検討する事をお勧めします。

【まとめ】家庭環境に合った奨学金の選び方
~利息付きの奨学金を借りる場合~

利息付きの奨学金を借りる場合は、国の教育ローン(日本政策金融公庫)が貸与利率が1.9%と低いので、返済総額では、国の教育ローンが良く見えますが、 そもそも【A】【B】の奨学金と、【C-1、C-2】国の教育ローン(日本政策金融公庫)には大きな違いがあります。

奨学金【A、B】 国の教育ローン【C-1、C-2】
返済する人 学生本人 保護者
返済開始時期 卒業後(在学中は返済しないで良い) 借りた翌月か翌々月
「奨学金」と「国の教育ローン」では、誰が借り入れるかが違います。奨学金は学生本人が返済しなければなりません。国の教育ローンは保護者が返済しなければなりません。「国の教育ローン」は借りた翌々月には返済が開始しますので、経済的にゆとりがないご家庭は気を付けて頂く必要があります。

<奨学金>
一般的な貸与型の奨学金を4年間借りた場合は、卒業後、完済までの期間は15年前後になります。順調に返済したとしても完済時は37歳前後になります。また、現在の社会情勢を鑑みますと大企業に就職しても突然の解雇等も十分あり得る時代です。もし災害、傷病、経済困難、失業などで、返済が出来ない場合は、返還期限の猶予申請等を行う事が出来ますが、返済がますます遅くなり、完済した時点では40歳近くになるような事もあります。

<教育ローン>
親が借金をしますが、同時に、返済もすぐに開始されます。家庭に余裕がない場合は、更に家計を圧迫する事になりますのでご利用は計画的に行う必要があります。

どちらも一長一短がありますが、奨学金を利用する場合には、学生に借金を背負わせる事になりますので、事前に親子の間で十分な話し合いを持つ事が重要になります。また、奨学金や教育ローンは複雑なので、十分に検討する時間を設けて、制度を正しく理解したうえで、利用してください。

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