親孝行って、どんなイメージでしょうか?
仕送り?手伝い?感謝の言葉を伝えること?
もちろん、それも立派な親孝行。
でも、私が最近感じているのは——
親に“楽しみ”をプレゼントするのも、最高の親孝行じゃないかということ。
それも、ちょっと大胆に。
「いつもと違う体験」を仕掛けて、
親の心がワクワクするような時間を一緒に過ごす。
思い返せば、子どもの頃——
親は、いろんなものを買い与えてくれました。
夢を応援し、行きたい場所に連れていってくれました。
あのときの“してもらったこと”を、今、私が返す番。
楽しみをプロデュースする、そんなスタイルの親孝行——
私はそれを、“逆孝行”と呼んでいます。
逆孝行とは|親の人生に、ときめきを贈ること
年を重ねると、生活は落ち着いてくる一方で、
新しい刺激やチャレンジは、少しずつ減っていきます。
でも、心の奥には誰しも——
「まだこんなこと、やってみたかった」
「昔はあんなことが好きだったな」
そんな思いが、残っているものです。
だったら、子どもの出番。
親の背中を、ちょっとだけ押してみましょう。
それも、「一緒にやろうよ!」という軽やかなノリで。
「そんなこと、無理よ」と言われたら——
それは、想定の範囲内。
ここは遠慮せず、ぐいぐい行っちゃってください。
少しずつ、親の表情が明るくなったり、
昔のように笑い声が増えてきたりしますよ。
そんな「親の心の若返り」をプロデュースするのが、
私の言う“逆孝行”です。

親が選ばないような色の服を、プレゼントしてみた
母の日に、思い切って真っ赤なカーディガンをプレゼントしたことがあります。
「こんなの派手すぎる〜」と最初は渋い顔。
でも、いざ鏡の前に立つと、パッと顔が明るくなりました。
「なんだか若く見えるわね…」
そのとき母がつぶやいた言葉が、今でも忘れられません。
ポイントは、“自分では選ばないけれど、ちょっと試してみたくなる色”。
顔色がよく見えて、気持ちも明るくなるようなカラーがおすすめです。
それを着て一緒に出かけた日、
母の笑顔は、10歳くらい若返って見えました。
「明るい色の服を着てもらいたい」そんな気持ちを綴ったnoteも書きました。
よかったらこちらも読んでみてください。
▶ httphttps://note.com
もっと気軽に親孝行を始めてみたい方には、こちらの記事もおすすめです
▶ 親孝行の新しい形とは?今すぐ始められる7つのアイデアと実践ヒント
いつもと違う、ちょっと背伸びのレストランへ
「こんなおしゃれなところ、気おくれするわ…」
母がポロッとそう言ったのは、
予約しておいた静かなフレンチレストランに入ったときのこと。
普段は、中華や洋食屋さんが定番。
でも、たまには“非日常”をプレゼントするのも素敵じゃないかと思ったのです。
行き先を伝えておいたので、母もいつもより少しお洒落をして出かけてきました。
背筋が伸びて、表情もどこか凛としていて——
家に籠っているときと、まったく違う人みたいです。
テーブルに並ぶ、自分では作れないようなごちそう。
窓の外に広がる、街のきらめく夜景。
「こんな体験、久しぶり」
そう言ってうれしそうに笑う母の顔に、
こちらの胸がじんわりとあたたかくなりました。
昔の夢を聞いて、一緒に“ときめき”を叶えてみる
親が、どんな夢を持っていたか——あなたは知っていますか?
私は、正直あまり知りません。
でも、思い出すと、父は大相撲が大好きでした。
きっと、相撲観戦に連れて行ったら、目をキラキラさせたと思うのです。
その姿を見たかったなあ、と今になって思います。
母は、絵を描くのが大好きなので、美術館めぐりが似合いそう。
もちろん、ここでもおしゃれは欠かせません。
ちょっと綺麗な服を着て、好きな世界に浸る時間は、きっと心を潤してくれます。
スポーツ観戦、アリーナでのライブ、ディナーショー……
ふだんはなかなか行かない場所も、子どもと一緒なら安心して行ける。
そんな“ときめき体験”を贈ってみるのも、いいかもしれません。
夢のかけらが、またキラキラと輝きはじめる——
そんな“逆孝行”も、きっと心に残るプレゼントになります。

一緒にワクワクを共有する時間を
旅行や食事だけでなく、
「一緒に楽しむ時間」そのものをプロデュースするのも、“逆孝行”の醍醐味です。
たとえば——
- 初心者OKの陶芸教室に参加して、親子で器づくり
- カラオケで懐メロのデュエットを楽しむ
- お気に入りの写真で、オリジナルカレンダーやフォトブックを一緒に作る
- 駅前イベントの似顔絵コーナーで、二人の似顔絵を描いてもらう
- 誕生日や記念日に、小さな“主役のお祝い会”を開いてあげる
ポイントは、子どもが主導しつつも、親に“主役感”があること。
親が「自分のために用意してくれた」と感じる時間は、
何よりのプレゼントになります。
そして、写真や記録を「残す」だけじゃなくて、
一緒に“思い出を作る”ことが、親にとってうれしいことなんだと思います。
気負わなくても大丈夫。
小さなワクワクの積み重ねが、親の人生をやさしく彩ってくれます。
「一緒に楽しむ時間」は、遠く離れていてもつくれます。
スマホやLINEを活用した“デジタル親孝行”のアイデアは、こちらの記事でも紹介しています
▶ 親孝行もデジタルで!スマホ・LINEでつながる親との時間
“やりすぎない”のが、うまくいくコツ
逆孝行でいちばん大切なのは、親に無理をさせないこと。
「ここ行ってみようよ!」
「これ着てみない?」
そんな軽やかな提案の中に、
“あなたと一緒に楽しみたい”という気持ちが自然と伝われば、それだけで十分です。
ポイントは、“してあげる”のではなく、“一緒に楽しむ”こと。
その絶妙なバランスがあるからこそ、
親も遠慮せず、安心して笑ってくれるのかもしれません。
無理をしない、背伸びしすぎない親孝行のカタチ——
そんな「ゆる孝」については、こちらの記事で詳しく紹介しています
▶ ゆるく、ながく。親孝行に正解はいらない「ゆる孝」のすすめ
まとめ|親の人生に、もう一度「ときめき」を
親が年を重ねるほどに、
「元気なうちに、何かしてあげたい」と思うことも増えてきます。
でも、介護や老後の備えばかりが親孝行ではありません。
今、この瞬間を一緒に楽しむこと——これは立派な親孝行です。
子どもにしかできないこと。
子どもだからこそできること。
それは、親の人生にもう一度、“ときめき”の火を灯すこと。
“逆孝行”という言葉には、
「親を楽しませたい」「一緒に笑いたい」そんな願いを込めています。
親の心がキラッと輝くような、ちょっと特別な時間。
それは、モノよりもずっと深く、心に残る贈りものになります。
——親の人生に、もう一度、光をあてるような時間を。
それが、私にできる親孝行のカタチです。
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