あたりまえだけど、買い物って、場所によって、その負担は全然ちがいますよね。
高齢になると、毎日の買い物はけっこう負担です。
母の世話をする私も、そんなに若いわけではありません。
今回は、日常の買い物に焦点をあててみようと思います。
大阪の家は便利すぎてありがたい
私が暮らしている大阪の家は、とっても便利。
コンビニまで徒歩1分、スーパーは2分。銀行も郵便局もすぐそば。
大阪に住む友だちからも「そんな場所ある?」って羨ましがられるくらいです。
でもね、そんな便利な環境にいながらも、Amazonのネットスーパーに惹かれるんです。
だって…お米も水も牛乳も、玄関先まで届くんですよ?
よくない?
ただね、もしそれをやってしまったら…私、本当に一歩も外に出なくなると思うんです。
在宅で仕事しているからこそ、外に出る理由を残しておかないと、ちょっとヤバい。
「買い物に行く=健康のための口実」って、意外と大事なんですよね。
神戸は一気にハードモード
一方、母の住む神戸の家はまったく違います。
最寄りのコンビニまで徒歩15分。スーパーも駅も郵便局も、だいたい同じくらい遠いんです。
車があれば「ちょっとそこまで」なんですけど、徒歩だと「うーん、今日はやめとこうかな」と考えてしまう距離。
夏の暑さや冬の寒さが加わると「運動になる」なんて前向きには思えず、結局「今日は我慢しようか」になっちゃいます。
これまでは、姉が車で重たいものを買ってきて、私は生鮮食品担当。なんとなく役割分担をしていました。
母は通販でチルド食品や常温保存のものをいろいろ試してきました。
でも通販って、一度にドーンと届くことが多いんですよね。
最初は嬉しそうでも、数日たつと「またこれか…」になって、楽しみが薄れてしまうんです。
宅配弁当も頼んでみました。
栄養はちゃんと考えられているし、便利は便利。
でも母いわく「すぐ飽きる」。
やっぱり毎日のことだから、便利さだけでは続かないみたいです。

調べてみたら現実はシビアだった
姉妹ともに微妙な年齢です。
先日、姉が足の手術をすることになって、この「買い物係」が一挙に私の両肩にのしかかってきました。
「これはいかん!」と思って、即座に対応策を練りました。
まずはネットスーパー。Amazonを調べてみたら…エリア外。
次に、ちょくちょく来ている移動販売。
トラックでスーパーがやって来るあれです。
「家の真ん前に停まるんだから、これなら!」と期待したら…実際は自分で買いにいくスタイル。
母には難しい。
なんとかならないかと運転手さんに食い下がってみたんですが、「ムリです」と一刀両断。
それでも諦めきれず、移動販売元のスーパーに電話して「どこか他に紹介してもらえませんか?」って、かなりあつかましいお願いをしてみました。すると、「このスーパーなら対応できるかもしれません」と別の情報を教えてもらえたんです。
ただし条件つき。
- 玄関前に大きなロッカーを置ける家であること
- エレベーターのない2階以上はNG
団地に住んでいる人なんて、ほぼ対象外…。
「便利」にも現実の壁があるんだなあと痛感しました。
それでもロッカーを置けるかどうか見に来てもらって、やっとのことで利用できるようになりました。
「道を作る」って、こういうことなんだなと思います。
買い物を助けてくれるサービスいろいろ
じゃあどうしたらいいの?ということで、いくつかの選択肢を整理してみます。
ネットスーパー
最初は面倒に感じても、一度慣れてしまえばとても便利。
お米や水、トイレットペーパーなどの「重たいもの」は、本当に助かります。
配送料はだいたい330円〜550円くらい。一定金額以上で送料無料になることもあります。
しかも、離れて暮らす家族が代わりに注文して届けることもできるので、親世代のサポートとしても安心感があります。
「ネットは苦手だから…」なんて言っていたらあかん。
まだ元気なうちに慣れておくほうが絶対にラクです。
できるうちに「道」を作っておくと、後で自分や家族が助かります。
宅配サービスや便利屋さん
- 生協や食材宅配:毎週決まった曜日に届くので安心。ただし内容が固定されがち。
- 便利屋さん:買い物代行や掃除など幅広く頼める。1時間2,000円〜3,000円。
- シルバー人材センター:地域の高齢者が対応してくれる。買い物代行は1時間1,000円前後とリーズナブル。
ヘルパーさん(介護保険サービス)
要介護認定を受けていれば、生活援助として「買い物代行」がお願いできます。
自己負担は1割で、1回(45分未満)だと250〜300円程度。ただし利用回数や内容に制限があるので、自由度はあまり高くありません。
宅配弁当
最近は高齢者向けの宅配弁当サービスも増えました。
栄養バランスは安心だし、レンジで温めるだけなので本当に手軽です。
ただし、味の好みが合わなかったり、毎日だと飽きやすい。
1食500円〜700円くらいが相場なので、毎日続けるとコストも気になるところです。
だから「昼食だけ」「週に2回だけ」など、部分的に取り入れるのがおすすめです。
ちなみに、うちの母は「量が少ない」と言ってました。
…まあ、それは個人の感想です(笑)。

私が落ち着いた工夫
結局、私がやっているのはとてもシンプルなことです。
- ネットスーパーで、常時必要な食材や、重たいもの、紙製品等を頼む
- それを入浴介助にきてくれたヘルパーさんに頼む(ケアマネさん経由)
- スーパーで売っている冷凍食品や常温保存できる惣菜を組み合わせる
- セブンイレブンのお惣菜や無印の食品をあれこれ試して、「これは好き」「これはイマイチ」と味の冒険を楽しむ
食べることはやっぱり楽しみ。
「便利さで全部片づける」んじゃなくて、「今日はどれにしよう?」って考える余白を残すのも大事だと思っています。
まとめ:便利さと楽しさの両立を
神戸という町でさえ、駅から離れると一気に不便になります。
じゃあ地方に行けばどうなるのだろう?と考えると…これはまた別の記事で書こうと思います。
大事なのは、「便利さ」と「楽しさ」をどう両立させるか。
そして、「まだできるうちに」新しいサービスを試して慣れておくこと。
いざというときに選択肢があるかどうかで、生活の安心感は大きく変わります。
便利を味方につけながら、買い物も食事も「楽しみ」にしていきたいですね。

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