重い障害を持つ者たちの施設を建てるために
NPO法人蕗の薹

私は生まれつき、脳性小児マヒによる軽い四肢障害、言語障害がありました。そのため、多くのいじめや、進学、就職、結婚、出産等、様々な壁にぶつかりながらも、温かな手に支えられながら、強く生きてきました。
夫は養護学校(現在特別支援学校)に勤めており、学校にいる間は良いが、それから先の行き先に心痛めていました。介護している親はやがて年をとり、亡くなります。その後はどうなるのか?全く知らない土地の、空いている施設や病院に行かなければならないことも多い。
何とか生まれた町で、安心して暮らしていけないだろうか・・・
8年前に、医療的ケアも出来る障害者施設を作りたいと、私と夫が中心となり、市民団体「蕗の薹」を立ち上げました。翌年NPO法人格取得。
地域啓蒙活動(コンサートや講演会、福祉講座の開催)
ホリデースクール(障害のある子ども達が集まり、楽しく過ごす)
地域イベントへの参加、募金活動、会報の発行
他、日々活動に励んでいます。
5年前、活動中に私が転倒し、顎を強打し脊髄を損傷、重度の障害を負ってしまいました。
脳性マヒの首の手術はとてもリスクがあるため、執刀医を捜すのに苦労しました。
一時は寝たきりになりましたが、東京での手術により、何とかヨチヨチ歩けるまでになりました。
数年調子が良く、活動に命を注いでいましたが、無理をしすぎたせいか、まただんだんに動けなくなってきました。この冬から春にかけて、九州で大手術を受け、現在奇跡の復活を遂げ、再び活動にあたっています。
自分自身が動けなくなる状況の中で、障害を持つ者の施設が切実に欲しいと思いました。
障害者が日中集まれる場所(デイサービス)と共に、障害のある方が少しでも働けるように、そして地域の方と触れ合えるために、喫茶店(就労支援)を併設したいと思っています。
施設を作るための、土地は借地ですが良い場所が見つかりました。
建設資金に5000万円ほどかかります。
3000万円は借り入れ、自己資金1000万円(寄付等を含む)
後どうしても1000万円足りません。
夫の退職金を充てるつもりでいましたが、私の治療費や交通費がかさみ、
それも不可能になってしまいました。
どうかみなさまのお力を貸していただきたいと、心より願います。
http://www.geocities.jp/fukinotou07/
https://www.facebook.com/fukinotou07?fref=ts
また私自身、子どもの頃から、思いを言葉にたくしてきました。
現在詩人としても活躍しています。(中日詩人会会員・蕊同人)
著書として
『詩集 お母さんの詩を聞いて』 近代文芸社
『詩集 ホイッスル』 蒼岳舎
『きゅうりは真っ直ぐじゃないといけないの?』 ヴィレッジブックス
https://www.facebook.com/hiromi.kuriki.1
